デュッセルドルフ 2021
デュッセルドルフ 2021
デュッセルドルフ 2021

デュッセルドルフ 2021

皆様,

あきらめずに、今年もデユッセルドルフで脱原発の「国際ウラン映画祭」を行います。お時間があれば、是非おいでください。お会いできるのを楽しみにしております。(コロナのため、映画館ではマスク使用と「3Gルール」が適用されます。)

 

Bambi Filmstudio Kino, Klosterstraße 78, 40211 Düsseldorf,

11. September 2021

 

 

   福島から10年!

  国際ウラン映画祭から映画三本
 

 

西から昇った太陽 (第五福竜丸のドク)(日本語、英語字幕)

万物の意義について: 物理学者ハンス・ペーター・デユルのネットワーク(ドイツ語、日本語字幕)

見えない島・福島:汚染地域の住民の心を訪ねて (日本語、英語字幕)ドイツ初公開!

 

入場料:映画  1本7ユーロ、2本10ユーロ、3本15ユーロ

 

主催者:「小さな」国際ウラン映画祭(濱口)。協力:「国際ウラン映画祭(IUFF)」と「さよなら原発・デユッセルドルフ(SGD)」                               

Infos unter: “Bambi”  www.filmkunstkinos.de

 

 

Link für den detaillierten Inhalt der drei Filme auf Deutsch:

https://uraniumfilmfestival.org/de/duesseldorf-2021

The following link to see the contents of the three films in English:

https://uraniumfilmfestival.org/en/dusseldorf-2021

 

次が三本の映画の詳しい内容です。

映画1:西から昇った太陽 (12:30-13:45) 

アメリカ、日本2018年。アニメーション・ドキュメンタリー、75分。日本語、英語字幕付き。監督:キース・ライミンク

長崎原爆投下から9年たった1954年の3月1日(ビキニデー)、日本の漁船が太平洋でアメリカの核実験の放射性降下物を浴びた。当時、「第5福竜丸」に乗船していた23人の漁師が全員被爆した。彼らはそれから長年にわたって日米の医療検査の対象となった。また、風評被害にもさらされ、日本社会は彼らを避けた。この映画では、3人の生存者が最近になって当時のことを淡々と語る。その何気ない態度と背景に流れるアニメーションが悲劇の過酷さを和らげてくれている。映画は今日の観客に「原子力時代」において「誰が一体加害者でだれが一体被害者なのか?」を問いているようだ。なお、最後の生存者であった大石又七は2021年3月7日に亡くなった。反原発運動に活発だった。 Trailer: https://vimeo.com/288756720

 

映画2:万物の意義について:ハンス・ペーター・デユルのネットワーク (14:00-15:40) 

ドイツ、2020年。ドキュメンタリー、103分。ドイツ語、日本語字幕付き。監督:クラウス・ビーゲルト

この映画は第二次世界大戦中に原子力研究にあたっていた物理学者の原子爆弾に関する「良心」を探るものである。主にハンス・ペーター・デュルを焦点としている。同期のヨゼフ・ロットブラットは早い時期から原子爆弾に反対し、平和運動に参加する。恩師ヴエルナー・ハイゼンベルグは投爆に責任を感じて、1953年12月のアイゼンハワー大統領の「平和利用のための原子力」の訴えにこたえてその後、原子力の理論研究に尽力する。一方、エドワード・テラーは自由世界を守るためには原子爆弾が必要であるとの信念を貫いた。平和主義者のデュルは独自の様々な認識学理論を展開していった。少し素人にはわかりにくい理論が多いが、彼の「生態学」と「持続可能性」の理論は今日世界中で議論されているテーマを提示したといえる。Trailer: https://vimeo.com/462647214

 

映画3:見えない島 - 福島, 汚染地域の魂を求めて (16:00-17:30)ドイツ初上映! 

フランス、2021年。ドキュメンタリー、87分。日本語、英語字幕付き。監督:ケイコ・クルーディ、音楽:坂本龍一・小野誠彦

この映画は今日福島の汚染地域に住む何人かの住民の心を探ろうとしたものである。彼らにとっては放射能の「加害者か被害者か」という問いは次元があまりにもかき離れているように思われる。いまだに、トラウマを抱えている人もいれば、希望を失っている者もいる。考えることさへやめた人も。また、危険を知りながら、仕事を求めてよそからやってきたものもいる。来るときは来る。考えても何の役にも立たない。そして、日本の誰も彼らのことを気にしていない。。。Trailer: https://vimeo.com/388306408

 

どうぞよろしく!

濱口・クレナー 牧子

 


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Tel. 0172-8927879
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